2021年夏アニメ評価と感想
★★★★★
かげきしょうじょ!!
僕はバカなキャラが嫌いです。なのでさらさも嫌いなタイプのキャラです。でもまあこういう作品にはこれくらい強いキャラクターがいたほうがおもしろそうというのはある。歌劇団の音楽学校が舞台ということで、キャラは強めだけど描写はリアルな感じがして今後の展開には期待できる。
最初こそさらさは好きじゃなかったけど、今ではそんなに悪くないんじゃないかと思うくらいにはなってる。序盤のさらさと奈良っちっていう明らかに個性的な二人のストーリーも、さらさのカリスマ性が伝わってきて悪くはないんだけど、やっぱり後半の伸びがすごかったと思う。二人よりは普通っぽいキャラが普通に悩みを抱えつつも成長していくストーリーのほうが個人的には刺さった。こういう夢と希望と才能に溢れた作品はやっぱり好み。アニメとしても全体的によくまとまってたし、各話ちゃんと盛り上げる部分を持ってきてたり、エンディングとか挿入歌も上手く使われてて完成度の高い作品という印象。
★★★☆☆
精霊幻想記
異世界転生系のなろうではあるけど、昔ながらのラノベを思い起こさせる王道展開。原作は名前だけ知ってて未読ではあるけど、アニメとしての構成をうまくやっているような感じがする。キャラもいいし演出も上手いので期待できる。異世界ファンタジーラノベストーリーが好きなら見ておいて損はない。僕の好みにはドンピシャ。
アニメのクオリティーとしては良いと言えるものではなかった。バトルシーンも適当だったし。でもリソース割り振りはちゃんとできてるっぽくて、セリア先生関連のシーンは作画5倍くらい良くなってるのとかはgood。たぶん作監はセリア先生推し。ストーリーは俺の好みど真ん中でラノベ全部読んじゃいました。昔のMF文庫っぽい雰囲気なので、最近そういう作品に飢えてる人も多そうだし、古のラノベオタクは見ましょう。